なぜできないのか
こうやろう、と決めたことを翌日の練習ですでに忘れている。
それは彼らにははじめから出来ないことなの?
いえいえ、彼らは決めたことより楽な方法を選んでしまうだけですよ。
練習は、昨日はあのメニュー、今日はこのメニュー、明日はそのメニュー、と、日ごとに淡々と消化されていく。
まるで、昨日はあのメニューだったけどダメだった、今日はこのメニューだったけどダメだった、だから明日はそのメニューにしよう、と組み立てられているように思える。
松田監督時代、昨日はこのメニュー、今日もこのメニュー、明日もこのメニュー、と、選手に身につくまで、何回も繰り返されていた。
松田さんのやり方はアビスパにベストだなんて思いはしないけど、少なくとも今のアビスパの選手には、よりベターな選択のはず。
練習中、ミスがあれば、何度も止めて指摘するけれど、修正して同じ練習をもう一度やろうとはしない篠さん。
これじゃ、いくらポテンシャルがある、と言われても、選手たちは才能の出し惜しみにになってしまう。
いくら経験豊富であっても、若い選手には伝わらない。
算数のドリル、漢字の書き取り、同じことをなんどもなんども繰り返して私たちは覚えてきた。
でもそれは記憶ではなく、知識。
知識は応用することによって知恵になっていくんです。
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